糖尿病を克服して生きていく

糖質制限、運動、ありとあらゆるものに挑戦していきます

ひたすら糖質計算

糖質を摂ると血糖値があがる。

健康な人はお米をご飯茶碗一杯食べる、普通の食事をしても、食後血糖値のピークはせいぜい130である。

ところが、だ!

いわゆる糖尿病の人は食後血糖値が200とか300になってしまう。その後、血糖値は下がっていくのだが、この乱高下を毎食繰り返すと、血管の壁がボロボロになってしまうという。

では、毎日の食事をどうするか。

 

糖質制限食は、米国糖尿病学会も推奨している、糖尿病治療の療法食である。

また、国際糖尿病連合の指針でも「食後高血糖の目標値は食後の時間にかかわらず、160mg/dL未満にする」とある。

 

糖質1g摂取で血糖値が3~4g上がるから、

私の場合、1日の摂取目安を

毎食の糖質 15グラム

おやつ 5グラム

とした。

血糖値のピークを160以下に抑えて、なるべく変化の波を抑えていく戦略だ。

 

そして、血糖値コントロールのために、自分で血糖値を測定できる機械を購入した。

 

測定器 グルテストNeoアルファ

針 ジェントレット針

採血用穿刺器具 ジェントレット など

測定は多いほどいいけど、痛いし、お金もかかるし、やっぱり面倒だし…

で、起床時、食後1時間、食後2時間

など食事内容にあわせて適宜行ってみた。

 

戦いの準備は整った!

 

 

血糖値300! これが始まり

やたらと喉が乾く

水をガブガブ飲む

トイレが近い

足がつる

目が乾く

 

夏は暑いから…

私は暑いのが苦手だから…

 

そう思ってダラダラ過ごしていた5年前の夏。でも氷かじってもおさまらない、この喉の渇きはおかしいかも。

 

思いきって近くの内科で検査してびっくり。なんと血糖値300!

「このままだと死んじゃいますよ。」と医者に言われて青ざめた。

とりあえず薬もらってフラフラと帰宅した。

 

それからネット検索しまくった。

 

普通の食事で上がった血糖値を薬で無理に下げると、膵臓に鞭を打つことになるので、いずれ膵臓は疲弊してダメになるらしい。

 

普通の食事で血糖値の乱高下すると、血管壁がボロボロになって血流が悪くなり、手足切断、失明へと進んでしまうらしい。腎臓にも負担がかかって透析の道へまっしぐら。

 

よく言われているカロリー制限では、体重が減ることで血糖値を下げるインスリンの効き目がほんの少し改善されるが、血糖値の乱高下は抑えられない。

 

糖尿病?まあ、歳だからね。

そう言って寿命がくるのが早いか、手足切断が早いかを待っている人がどれ程多いことか。

 

ああ、どうしよう。

 

たどりついたのが糖質制限

従来のカロリー制限と違って、糖質を制限する食事をすることで血糖値をコントロールする方法だ。これだと薬のお世話にならず、血管をボロボロすることもないらしい。

 

これだ、と思った。

 

糖質制限の権威、江部先生の本を読みあさった。

 

よし。

 

ローソンのブランパンを買いに走った。

 

これが私の糖尿病との戦いの始まりだった。