やたらと喉が乾く
水をガブガブ飲む
トイレが近い
足がつる
目が乾く
夏は暑いから…
私は暑いのが苦手だから…
そう思ってダラダラ過ごしていた5年前の夏。でも氷かじってもおさまらない、この喉の渇きはおかしいかも。
思いきって近くの内科で検査してびっくり。なんと血糖値300!
「このままだと死んじゃいますよ。」と医者に言われて青ざめた。
とりあえず薬もらってフラフラと帰宅した。
それからネット検索しまくった。
普通の食事で上がった血糖値を薬で無理に下げると、膵臓に鞭を打つことになるので、いずれ膵臓は疲弊してダメになるらしい。
普通の食事で血糖値の乱高下すると、血管壁がボロボロになって血流が悪くなり、手足切断、失明へと進んでしまうらしい。腎臓にも負担がかかって透析の道へまっしぐら。
よく言われているカロリー制限では、体重が減ることで血糖値を下げるインスリンの効き目がほんの少し改善されるが、血糖値の乱高下は抑えられない。
糖尿病?まあ、歳だからね。
そう言って寿命がくるのが早いか、手足切断が早いかを待っている人がどれ程多いことか。
ああ、どうしよう。
たどりついたのが糖質制限。
従来のカロリー制限と違って、糖質を制限する食事をすることで血糖値をコントロールする方法だ。これだと薬のお世話にならず、血管をボロボロすることもないらしい。
これだ、と思った。
糖質制限の権威、江部先生の本を読みあさった。
よし。
ローソンのブランパンを買いに走った。
これが私の糖尿病との戦いの始まりだった。